運営方針
目指す姿CONCEPT
皆さんは「無印良品」をご存知でしょうか。雑貨や衣類の販売をしているお店です。
私は同社のホームページ「無印良品の未来」に出てくる、
『「これがいい」ではなく「これでいい」』
のフレーズが大好きで、私の事務所もこうありたいと考えています。
開業以来お付き合いしてきたお客様は中小企業が大半で、今後も変わらないと思います。
そうした中小企業の皆様が抱える悩みは様々で、自力で解決が難しい「ちょっと難しいこと」が税理士に質問としてぶつけられます。
私が目指す税理士の姿は、この多岐に亘る「ちょっと難しいこと」に応えてくれる、街医者のような存在です。この裏には、「深い専門性は犠牲になっても仕方ない」という気持ちもあります。
こうした思考ゆえの「これでいい」であり、「それなりの専門性の水準でサービスを提供していこう、でも自身で解決できることの幅を広く持とう」、と考えております。
ただ、これは決して「雑に仕事をこなしても良い」という割り切りではありません。
自身で解決しなければいけない仕事のレベルを見極め、真摯に、丁寧に課題解決に取り組みます。
「これで」というとネガティブに聞こえますが、「これで」の水準をあげることが大切と考えており、そのために日々の研鑽を惜しみません。
もちろん、自身で対処しきれないと判断した問題は外部の専門家に協力を求めます。この外部専門家のネットワークをどれだけ築けるかは、今後の課題とも考えております。
事務所の規模SCALE
振り返ると、お客様は自分を見て仕事をご一緒してくれている気がします。
とても属人的なスタイルで仕事をしており、その点が評価されているとも感じます。これは能力云々だけでなく、レスポンスのスピードや話した際の雰囲気など含むトータルでの評価です。
仕事をマニュアル化しておりませんので、規模拡大は望めません。
では私一人が受けられる業務量は?と言いますと、年間の稼働は2,000時間程でしょうか。再生支援は調査から計画合意まで1企業当たり400時間程度を要しますので、1案件で年間稼働の1/5です。
こうした事情を抱えますので、次のように需要と供給のバランス取りを行います。
まずは料金による需要のコントロールです。既存の取引先も含め、しっかりと料金を提示はさせていただきます。残念ながら、折り合いがつかないケースも出てくることは覚悟しています。
また、「私の知識や経験も踏まえ進めた方が上手くいく案件がある」というのも感じており、そうした支援に時間を捧げるつもりです。
ですので、代替できる他の専門家が多い業務は可能な限り受注を絞ります。例えば、個人の確定申告や記帳業務、給料計算などはお引き受けが難しいかもしれません。
弊所へのニーズが高まったとしても、安易にメンバーを増やすことは考えておりません。
仮に将来メンバーが増えるとしても、私自身が尊敬できる能力を持つ人、私とは異なる新たな価値を提供できる人、だけと現時点では考えております。 小規模事務所は組織ではなく私個人に対する期待が強いと考えているため、今後もこのスタイルを貫いていきたいと思います。